関西の日本酒
日本酒は、世界とニッポンをつなぐ文化資産
酒蔵見学は文化体験です。
visit 関西日本酒蔵
関西と日本酒
兵庫に約90蔵、京都と滋賀に約40蔵ずつ、奈良、和歌山、大阪全部合わせると約250の日本酒蔵が関西にあります。
寺院による酒造りが盛んに行われ、その中心を担った奈良正暦寺。現代の清酒つながる製法を確立した伊丹酒。どちらも清酒の発祥地として知られています。奈良時代に残された書物の記述から、島根県佐香神社も清酒発祥の地に名を連ねています。
江戸時代、灘や大阪などの関西酒は江戸で「うまい酒」の代名詞となっていました。京都が日本の中心であった当時、江戸は「のぼる」場所ではなく「くだる」ところ。江戸に「くだる酒」は「うまい酒」。江戸に「くだらない酒」は「大したことがない、うまくない酒」という認識が進み、「くだらない」は「取るに足りない」という意味に転じました。